9行の印と、白髪隠しの行
カードの明細の話の続きを書きます。文具店でパートをしている、ひとみです。
明細の行に印をつけた日から、あの合計を、何度も見返しています。
| 白髪染めに、 1年で出ていたお金 | 1回・1本 | 1年 |
|---|---|---|
| 美容院 カットとカラー・9回 | 9,350円 | 8万4,150円 |
| 白髪隠し 家で使う・6本 | 2,200円 | 1万3,200円 |
| 合計 | 9万7,350円 | |
| 月のパート代 | だいたい6万円 | |
美容院は6週間ごと。明細の美容院の行に、ボールペンで印をつけて数えました。
9万7,350円を、月のパート代の6万円で割ると、1.6か月分。
「美容院代くらいは、
自分のパート代で
まかなえている」
パート代が入るたびに、美容院代はそこから払ってきたんです。
1回の値段も、月のパート代の額も、6週間たつと根元が気になってくることも。どれも、私の力では変えられないものばかりです。
明細の裏に、
書き出したこと
印をつけた明細を裏返して、入ってくるお金と出ていくお金を、全部書き出したんです。
- 入ってくるお金
- 夫の給料(60歳・会社員)
- 私のパート代(文具店・週3日) 月だいたい6万円
- 白髪染めに出ていくお金
- 美容院 1回9,350円、1年で9回
- 白髪隠し 1本2,200円、1年で6本
- 合わせて、1年で9万7,350円
ペンを置いて、財布の予約カードを見ました。6週間後は、また9,350円。来年も、その次の年も、同じように続きます。
美容院代くらいは、自分のパート代でまかなえている。そう信じきっていたことを、今はとても後悔しています。
だからブログの最後に、「今のうちに一度、これからのお金を見直そう」と書きました。
このページでは、その続きを書かせてください。
1.6か月分を、見直して
書き出したものを何度見直しても、「出ていくお金」の欄には、削りたいものがありませんでした。身だしなみは、これからもきちんとしていたいからです。
残るのは、「入ってくるお金」の欄です。
でも、そこに並ぶのは、どれも額が決まっているお金。
夫の給料は、会社が決める額。
私のパート代は、時給と週3日で決まる。
貯金は、使えば減っていくだけ。
身だしなみを続けたくても、自分の手で増やせるお金が、ひとつもなかったんです。
財布の予約カードは、6週間後の日付です。
あなたの美容院代は、
どのお金から払っていますか
ここまで読んで、「私は美容院には、そんなに行かないから」と思った方もいると思います。
美容院でなくても、自分のために決まって出ていくお金は、どなたにもあると思います。
少しだけ、そのお金を、どのお金から払っているかを思い浮かべてみてください。
- パートやお勤めのお給料(決めるのは、時給と働ける日数)
- 夫や自分の年金(額を決めるのは、国)
- 貯金(使えば、減っていくだけ)
この中に、自分の手で増やせるお金は、何本ありましたか。
私の家は、0本でした。
自分のためのお金は、毎年、同じように出ていきます。入ってくるお金は、誰かが決めた額のまま。
0本だった方は、予約カードを財布にしまった日の私と同じです。
私も、明細の行に印をつけるまでは、「美容院代くらいは、自分のパート代でまかなえている」と思っていました。
「私には無理」の、
中身を書き出して
明細を足す前、その日の美容院の会計で、いつもの美容師さんが聞いてくれました。
「次は6週間後で
いいですか」
私は、迷わずに、はい、と答えていました。6週間後は、また9,350円です。
それでも、「じゃあ、私が増やそう」とは思えませんでした。収入を増やすなんて、私の暮らしには出てこない言葉です。
その夜、明細の裏の、まだ空いているところに、「私には無理」と思う理由を書いてみました。
- 明細の裏に書いたこと
- 文具店のパートと家のことで、手いっぱい
- スマホは、LINEと天気予報くらい
- お金の話は、むずかしくて分からない
- 57からでは、もう遅い
書き終えてから、ひとつずつ、横に印をつけてみたんです。
「やってみて、だめだったこと」か、「やったことがないこと」か。
印は、全部「やったことがない」の方につきました。
- 文具店のパートと家のことで、手いっぱいやったことがない
- スマホは、LINEと天気予報くらいやったことがない
- お金の話は、むずかしくて分からないやったことがない
- 57からでは、もう遅いやったことがない
「無理」だったのではなく、
「やったことがない」
だけでした。
入ってくるお金の欄が0本のままだったのは、増やす方法がなかったからではありません。私が先に「無理」の欄に入れて、見ないようにしていたからでした。
今こうしてブログを書いていることも、あの夜の私なら、迷わずその欄に入れていたはずです。
もしよければ、あなたが「私には無理」と思う理由も、書き出してみてください。そのうち、やってみてだめだったものは、いくつありますか。
もし、入ってくるお金が
もう一本あったら
それから、明細の裏の続きに、これからの5年分の予約を、2通りに書いてみました。
- 予約カードを受け取るたびに、パート代の残りを数える
- 白髪隠しを買うたびに、明細の行を数えてしまう
- 「次は6週間後でいいですか」に、少し迷うようになる
- パート代の1.6か月分が、毎年白髪染めに出ていく
- 予約カードを、迷わず財布にしまえる
- 根元が気になったら、気にせず白髪隠しを使える
- 「次は6週間後でいいですか」に、笑って「はい」と言える
- パート代を、白髪染めのほかのことにも使える
どちらも、同じ私の5年です。
違うのは、入ってくるお金の欄に、自分の手で増やせる一本があるかどうかだけ。
大きな額でなくていい。白髪染めを続けても、パート代の全部は消えない一本。
そう考えたら、「収入を増やす」は若い人ががんばる話ではなく、身だしなみを、これからもきちんと続ける話になりました。
もしよければ、ご自分の家のこれからも、2通りに思い浮かべてみてください。
ただ、その一本をどう作ればいいのか。私には、見当もつきませんでした。
調べ始めると、目に入るのは「スマホだけで月◯万円」「年金にもう一本の収入を」といった話ばかり。白髪染めの1年分を足したあとだと、どれも本当のことに見えてしまうものです。
そんなとき、このブログを運営している赤原さんから、そういう話の裏側を教わりました。
もし、私の話に少しでも
共感してくださったなら
考えておいてほしいことを、4つ書いておきます。赤原さんから教わったことです。
うまい話に、すぐ飛びつかない
「案件を保証します」というスクールや、「高い商品を人に紹介すれば、報酬がもらえる」という話。それがなぜ危ないのかを教わってから、うまい話を見ても、まず「これは誰が得をする話なのか」を考えるようになりました。
白髪染めの1年分を足したばかりの私が、だまされるわけにはいきません。少なくとも、焦って誰かの話に乗ってしまうことは、もうないと思います。
「稼ぐ」ではなく「守る」ためのお金
収入を足すといっても、50代から会社を作るわけでも、大きな事業を始めるわけでもありません。
私が考えているのは、大金持ちになることではなく、夫婦の暮らしと、きちんとしていたい身だしなみという、ささやかな幸せを守る力を、今のうちに持っておくこと。
大金持ちにならなくていい。そう考えたら、現実的な話に感じられました。
誰かと競うものではない
「そもそも、誰かと競うものでもない」とも言われました。
私はもうすぐ高齢者です。若い人たちと同じように、夢や希望を語って、キラキラしながらガンガン勝負する。そんなことは無理だと思っていました。
でも、それも必要ないと言われたんです。
お金の「性格」を書き出す
夫の給料と、私のパート代。入ってくるお金を書き出したら、その横に、そのお金を得るために何を差し出しているのかを書いてみてください。
自分がお金を得るために、何を費やしているのか。それをはっきり知ることが大事だと言われました。
実際に私も、この内容を理解して、一つひとつ、自分を守るためのお金づくりができてきた感じがしています。今は、このブログの運営も含めて、できるようになりました。
ここまでの話を踏まえて、具体的にどう動けばいいのか。その具体例も、赤原さんが無料で公開してくれています。
赤原さんの話は、
無料のメールで
学ぶことができます
私が学んだメールを書いている方の自己紹介動画があったので、拝借して下に載せております。
赤原さんが、自分の歩みを絵に描きながら話している動画です(1分49秒)。
読んでみて、自分には要らないと思ったら、
それで構いません。
やらないことも、ひとつの選び方だと思います。